MIDI Sound Performerとは…
MIDI Sound Performerは、『MSX-MIDI』、『Joy SERIAL』、『Dual MIDI』、『只MIDI』に対応した『スタンダードMIDIファイル(SMF)』演奏プログラムです。 本体のみで、フォーマットが0または1で、トラック数が64以下のSMFを演奏することができます。さらに、拡張モジュールを使うとその他のフォーマット のデータを演奏することもできます。また、DOS2あるいは『μ』が提供するマッパBIOSに対応しているため大きなデータを演奏することも可能です。
特徴
- インタフェースとして『MSX-MIDI』、『Joy SERIAL』、『Dual MIDI』に対応していて、MSX2ユーザからturboRのユーザまで活用することができます。
- SMFのフォーマット0、1の両方に対応しているので、ほとんどのSMFを演奏することが可能です。
- 送信MIDIチャンネルが変更できます。
- MSX-MIDI使用時にはタイマICの割り込みを使用して割り込み周期1ミリ秒、MSX-MIDI非使用時でもVDPの走査線割り込みを使用す ることにより割り込み周期2ミリ秒を実現しています。このため、分解能の高いデータでも細かな表現まで忠実に再現することができます。また、高精度のテン ポ維持処理を行っているのでテンポずれはほとんど起こりません。
- 各チャンネル毎にレベルメータを表示しているので視覚的に楽しむこともできます。
- 拡張モジュール機構により機能を拡張していくことが可能です。
- 圧縮プログラム(MSPCOMまたはYC)で圧縮したファイルを読み込むことができるので、ディスクスペースの節約になります。なお、圧縮ファイルは読み込み時に展開してメモリに置かれますが、このときの展開速度は非常に高速です。
動作環境
- MSX2以上のMSX本体
- MSX-MIDIまたはJoy SERIALまたはDual MIDI(只MIDI)インタフェース
- 各種MIDI音源
ダウンロード

拡張モジュール
Sound Generator Setup Module
曲ファイル毎に音源を適切な設定にするための音源セットアップモジュールです。

RCM Playback Module
レコンポーザ/98 Ver2.5(F)、レコンポーザ for Windowsで作成されたRCP/R36ファイルを演奏するための拡張モジュールです。

OPLL Playback Module
内蔵OPLLドライバ用のデータを演奏するための拡張モジュールです。
